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暖房をつけた日から、肌が乾く? — 「乾き始めの日」を残しておくと、11月の肌が見返せる理由

目次
  1. 暖房をつけた朝、頬がつっぱる
  2. 暖房で室内が乾くのは、湿度の話
  3. 「乾いてから」では、比べる相手がいない
  4. 残しておくと見返せる「日付」、3つ
  5. 並べて見るときの、2つの注意
  6. 10月のうちに、しておくこと
  7. 暖房を入れた日の前後を、nocciで見る

暖房をつけた朝、頬がつっぱる

11月のある朝。寒くて暖房のスイッチを入れ、しばらくして洗面所に立つと、頬がつっぱる。いつもの化粧水をつけても、なんとなく追いつかない。

「そういえば、去年もこのくらいの時期だったような」

去年のことは、なんとなくしか思い出せません。いつから乾き始めたのか、何を変えたら落ち着いたのか。毎年同じところで迷っている気がします。

この記事では、暖房で肌が乾くといわれる理由と、「乾いてから」ではなく「乾く前」に記録を始めておく意味を整理します。保湿の正解を示す記事ではなく、来年の自分が見返せる材料を、今年のうちに残すための話です。

暖房で室内が乾くのは、湿度の話

暖房をつけると空気が乾く、とよくいわれます。これは、空気を温めると、含める水分の上限が上がるためだとされます。部屋の中の水分の量は変わらないのに、温度が上がるぶん「湿度(割合)」が下がる、という仕組みです。

エアコンやファンヒーターで室温を上げると、相対湿度が 30% を下回ることもある、といわれます。冬の外気がもともと乾いているうえに、室内で温められてさらに下がる。肌が乾きやすい、とされる環境がそろいます。

肌の表面は、周りの空気が乾いていると水分を失いやすいとされます。暖房の風が直接あたる場所に座っていると、なおさらです。

「乾いてから」では、比べる相手がいない

乾きを感じてから保湿を変える。それ自体は自然な流れです。

ただ、そのときに困るのは、「乾く前」の記録が無いことです。乾いたと気づいた日から記録を始めると、「いつから」「どのくらい」乾いたのかが分かりません。比べる相手が無い状態で、新しい保湿を試すことになります。

スキンケアを変えた前後を見返す話は、新しいスキンケアを1つずつ始める記事 で書きました。あの記事では「使い始めた日」を残すことを勧めましたが、暖房も同じです。暖房を入れた日は、肌の環境が変わった日です。

10月のうちに肌の調子を3段階で残し始めておくと、11月に暖房を入れた日を境に、前後を並べて見られます。

残しておくと見返せる「日付」、3つ

暖房の季節に、日付として残しておくと役に立つものを3つ挙げます。

残すもの 残し方 見返すときに分かること
暖房を入れ始めた日 その日の記録に「暖房」とひとこと 乾きを感じた日との前後関係
加湿を始めた日 加湿器・濡れタオル・洗濯物の室内干しなど、始めた日にひとこと 加湿の前後で肌の調子がどう並ぶか
保湿を変えた日 新しいクリームなどをアイテムとして登録し、使った日にチェック 保湿の前後で肌の調子がどう並ぶか

どれも「ひとこと」で足ります。毎日書く必要はなく、変えた日だけ残せば、あとから境目として使えます。

暖房と加湿と保湿を、同じ週にまとめて変えると、どれの前後なのか分からなくなります。できれば、ひとつ変えたら1週間ほど様子を見てから次へ。それが難しければ、日付だけでも別々に残しておくと、あとで分けて見返せます。

並べて見るときの、2つの注意

記録を並べると、何かが見えてきたように感じます。そこで気をつけたいことが2つあります。

1つめは、肌の調子を動かすものは、暖房だけではないということです。11月は日が短くなり、寒さで入浴が長くなり、年末に向けて忙しくなります。睡眠の時間も変わりがちです。肌が揺れたとき、暖房が理由だと決めつけず、「同じ時期に変わったこと」を一緒に眺めるのが、記録の使い方として無理がありません。睡眠と肌を並べて見る話は、睡眠と肌コンディションの記事 で整理しています。

2つめは、1シーズンの記録では、まだ傾向とはいえないということです。今年の記録は、来年の自分へのメモです。「去年は11月の第2週に暖房を入れて、その週に乾きを感じた」と分かれば、来年は10月の終わりから保湿を切り替える、という決め方ができます。1年目は材料集めだと割り切るほうが、記録が続きます。

秋から冬への切り替わり全体の話は、秋の肌がゆらぐ理由の記事 と、季節の変わり目のスキンケア切り替えの記事 にまとめています。

なお、乾きが強く、かゆみや赤みが続く場合は、記録で様子を見続けず、皮膚科などの専門家に相談してください。

10月のうちに、しておくこと

暖房を入れる前の10月に、しておくことを3つにしぼります。

  1. 肌の調子を、3段階で残し始める — 「良い・ふつう・いまひとつ」を毎日ひとつ。これが「乾く前」の記録になります。
  2. 冬に使う保湿を、アイテムとして登録しておく — まだ使っていなくても、登録だけしておくと、使い始めた日にチェックを入れるだけで済みます。
  3. 暖房を入れた日に、ひとこと残すと決めておく — 決めておかないと、その日は寒さで頭がいっぱいで、忘れます。

暖房を入れた日の前後を、nocciで見る

nocci では、今日のページで肌の調子を3段階で残せます。同じ画面にメモの欄があるので、暖房を入れた日や加湿を始めた日は、そこにひとこと書いておけます。

冬用のクリームなどは、コスメのアイテムとして登録し、使った日にチェックを入れます。履歴の画面でそのアイテムを選ぶと、使い始めた日を境に、前後14日の記録が並びます。使い始めの日は、使った日の記録から分かるので、あらためて入力する必要はありません。

ここに出るのは記録を並べたもので、nocci が暖房や保湿の良し悪しを判定するものではありません。並びを見て何を読み取るかは、あなた自身に返されます。

今日、肌の調子をひとつ残すところから。暖房を入れる日が来たら、その日のメモに「暖房」とだけ書いておいてください。11月の終わりに見返したとき、去年より少しだけ、はっきり思い出せます。


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