梅雨の湿気でサプリ・コスメは劣化する? — 6月にやりたい保管の見直し
梅雨に入ると、棚の中のものが少し心配になる
6月に入り、じめじめした日が続くようになると、洗面台やキッチンに置いたサプリやコスメが「この湿気で大丈夫だろうか」と気になってくる方は少なくないようです。冬のあいだは気にならなかったのに、梅雨どきになると急にボトルの中が湿っぽく感じられたり、錠剤の表面がいつもと違って見えたり——そんな小さな違和感がきっかけで、保管を見直したくなる季節でもあります。
この記事では、成分そのものの良し悪しや、どのサプリ・コスメを選ぶかという話には立ち入らず、**梅雨という季節に絞って「すでに持っているものをどう保つか」**を整理します。サプリと化粧品で共通する部分が多いので、両方をまとめて見ていきます。
なお、ここで扱うのはあくまで一般的に言われている保管の考え方です。製品ごとに適切な保管方法は異なるため、最終的にはパッケージや説明書の表示を確認するのが基本になります。
なぜ梅雨どきは劣化が気になりやすいのか
サプリメントの多くは、乾燥した状態で作られています。そのため湿気を吸うと、変色したり、錠剤がもろくなったり、固まったりといった変化が起きることがあると言われています。化粧品も同様に、水分や空気に触れることで品質の変化が進みやすくなるとされています。
梅雨どきにこうした話が気になりやすいのは、単純に空気中の湿度が高い時期だからです。日本の6月から夏にかけては湿度が大きく上がり、ボトルのフタを開け閉めするたびに湿った空気が中に入り込みやすくなります。気温も少しずつ上がっていくため、湿気と温度の両方が重なりやすいのがこの季節の特徴です。
ただ、ここで大切なのは「梅雨だから一気に悪くなる」と不安になりすぎないことです。劣化はあくまで保管環境の積み重ねで少しずつ進むもので、置き場所や容器の扱いを少し見直すだけでも、受ける影響は変わってきます。サプリの保管で気をつけたい要因の全体像は サプリの保管、それで大丈夫? で湿気・高温・光の3点から整理しているので、季節を問わない基本を押さえたいときはあわせて読んでみてください。
まず見直したいのは「置き場所」
梅雨対策として最初に効きやすいのが、置き場所の見直しです。湿気がこもりやすい場所を避けるだけでも、環境はずいぶん変わります。
| 避けたい場所 | 梅雨どきに気になる理由 |
|---|---|
| 浴室・洗面台まわり | もともと湿気が多く、梅雨はさらに高湿度になりやすい |
| キッチンのシンク・コンロ周り | 水気と蒸気にさらされやすい |
| 窓際 | 雨の日の閉め切りで湿気がこもり、晴れ間には温度も上がる |
| 玄関の靴箱付近 | 雨で持ち込まれた湿気がこもりやすい |
逆に、寝室の引き出しやクローゼットの中など、温度・湿度が比較的安定した場所は、梅雨どきの置き場所として候補になりやすいと言われています。とはいえ、しまい込みすぎて存在を忘れてしまうと、今度は飲み忘れ・塗り忘れにつながります。湿気を避けつつ、毎日目に入る場所という両立がちょうどいいバランスです。続けやすい置き場所の考え方は サプリの飲み忘れを防ぐ4つの方法 でも触れています。
容器の扱いで差がつく、梅雨どきの3つの習慣
置き場所と並んで影響が大きいのが、日々の容器の扱い方です。特別な道具は必要なく、習慣の問題であることがほとんどです。
フタはすぐ閉める
基本的すぎて見落とされがちですが、梅雨どきほど効いてくるポイントです。フタが開いたままだったり、緩んでいたりすると、湿った空気がそのまま中に入り込みます。使ったらすぐにしっかり閉めるだけで、ボトル内に湿気が溜まりにくくなります。
乾燥剤は捨てずに残す
サプリのボトルに入っている小さな乾燥剤(シリカゲル)は、中の湿気を抑えるために入っているものです。「邪魔だから」と取り出してしまう方もいますが、梅雨どきこそそのまま入れておくのが理にかなっています。
詰め替えは短い期間分にとどめる
ピルケースへの詰め替えは持ち運びに便利ですが、詰め替え先には乾燥剤がないことが多く、湿気の影響を受けやすくなります。梅雨どきは特に、1週間分程度の短いスパンで詰め替えるほうが安心とされています。
「いつ開けたか」が、梅雨どきほど効いてくる
サプリも化粧品も、パッケージに書かれた使用期限は基本的に未開封の状態の目安です。開封後は空気や湿気に触れるため、品質の変化はそこから進んでいきます。湿度の高い梅雨どきは、その「開封後の時間」の意味がいつもより気になる季節とも言えます。
化粧品については、種類ごとに開封後の使用期限の目安が異なります。化粧水・乳液・マスカラなどの種類別の目安は そのコスメ、いつ開けた? にまとめているので、手持ちのコスメと照らし合わせてみてください。サプリの開封後の使い切り目安についても、前述の 保管記事 で触れています。
問題は、複数のサプリやコスメを使っていると「どれをいつ開けたか」を覚えておくのが難しいことです。記憶だけに頼ると、「これ、いつ開けたっけ」という曖昧さが残り、判断が後回しになりがちです。
記録で、梅雨どきの管理を軽くする
開封日や使い始めの時期を覚えておく一番確実な方法は、どこかに残しておくことです。ここで記録が役に立ちます。
nocci では、使用中のサプリやコスメをアイテムとして登録できます。登録した日を「使い始めの目安」として残しておけば、梅雨が明けるころに「これはそろそろ開封から時間が経っているな」と、自分の目で見返す材料になります。nocci 自身が「もう使えない」「交換すべき」と判定したり指示したりするものではなく、あなたが残した記録を並べて見える化して返すだけの、受け身のツールです。
毎日の肌コンディションやサプリ・コスメの使用を同じ場所に記録しておくと、湿気の多い時期に肌の調子がどう動いていたか、どのアイテムをいつから使っていたかを、あとから並べて眺められます。何かを断定するためではなく、季節ごとの自分の様子を振り返るための材料として使えます。
梅雨は毎年やってきます。完璧に湿気を防ごうと気を張るより、置き場所とフタの習慣を少し見直して、開封日だけ記録に残しておく——そのくらいの軽さで、季節をまたいで続けていけるとちょうどいいのではないでしょうか。
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